温泉

温泉の魅力について 温泉とは?



おはようさんです。



管理人の温泉マニアな時間がやってきました。



今日は、日本における温泉、その利用と歴史というタイトルでおはなしをすすめてゆきたいとおもいます。



日本は火山が多いために火山性の温泉が多いです。



そして、昔からいいつたえられているような、温泉地にまつわる様々な伝説、さらには神話の類などといったものも非常に多いですね。



また、発見の古い温泉ではその利用の歴史もかなり古くから文献に残されていたりすることがあります。



どんな文献に名前が残っていたのかを聞いたら、あなたはきっと驚くことでしょう。たとえば、温泉地の名前がみられる文献としては、日本書紀続日本紀万葉集拾遺集などがあります。これらには、禊の神事や天皇の温泉行幸などで使用されたとして玉造温泉有馬温泉道後温泉、白浜温泉、秋保温泉などの記述が今に残されています。



さらに、平安時代延喜式神名帳には、温泉の神を祀る温泉神社等の社名が数社記載されています。



時代はすすんで江戸時代。このころになると、温泉はさらに一般庶民にも親しまれてゆきます。当時有名な学者であった貝原益軒、後藤艮山、宇田川榕庵などといった人たちにより温泉療法に関する著書や温泉図鑑といった案内図が刊行されるなどしました。そのため、温泉は一般庶民にも親しいものとなっていったのです。



今では女湯と男湯といった区別しかありませんが、この時代は身分制度真っ只中の時代です。そのために、一般庶民が入浴する雑湯と幕吏、代官、藩主が入浴する殿様湯、かぎ湯が区別され、それぞれ「町人湯」「さむらい湯」などと呼ばれてわかれていました。



このように、温泉は古くから多くの人に親しまれ、そして愛されてきました。(続く)