温泉マメ知識

温泉のお話 身近にもある温泉をたのしもう



はい、本日も一日、よい日でありますように。おはようございます。



温泉うんちくを今日も管理人がちょっとひけらかしてみたいと思います。



さて、今から語るのは、前回からのつづき、ということで、温泉の種類、パート5という、お話を進めてゆきたいなと思います。



前回を思い出してくださいね。温泉というものは、含まれている成分などによっていろんな分類がなされており、そして、さらにその分類についても、掲示用泉質名、旧泉質名、新泉質名など3種類存在しているんでしたよね〜。ちなみに、前回までに説明したのは、それら三つの中でも、掲示用泉質名の分類について、それも、単純温泉、硫黄泉、塩化物泉、含鉄泉、含銅・鉄泉含、アルミニウム泉というものについて、ご説明させていただきました。



温泉の種類には様々なものがありますが、まず今日お話させていただくのは、掲示用泉質名の分類上の、酸性泉というものについてです。



え〜、最初にお断りをさせていただきますと、次からご紹介する酸性泉の話の内容については、温泉の効能についても触れています。ですが、これらはあくまでも目安にすぎないのだ、ということをご理解ください。前回同様に、こういった効果があるよ、ということを記載してはいるものの、これらの効果が万人に保証されるものではない、ということです。



最初に、酸性泉というものがどんな温泉なのか、ということから説明をしましょう。その前に、ちょっとあなたに考えてもらいましょうか。では、あなたは酸性泉ときいて、一体どのような温泉だと考えますか?

さて、正解の前に、ちょっと温泉のハナシばっかりしていたら、温泉に入りたくなってきたので、ちょっと話をかえてしまいますね。
皆さんは城崎温泉という温泉をご存知でしょうか?
これは、兵庫県にある温泉です。豊岡市というところにあり、城崎町、というところにあるんです。
城崎温泉は、町全体が温泉街という、非常に昔ながらの温泉街を形成しています。冬は、城崎温泉ではマツバガニを楽しめますし、夏は海水浴などが盛んな温泉です。
城崎温泉の魅力の一つは、やはりそうったグルメにある、といえるでしょう。また、城崎温泉に存在している七つの外湯も、それぞれ趣がことなり、すばらしいものです。一度、城崎温泉に足をはこんでみてはいかがでしょうか。

はい、話を元に戻しましょう。


はい正解は・・・おそらくあなたの想像通り、まさに、この温泉の言葉通り、です。この温泉は多量の遊離した硫酸・塩酸などを含んだ温泉なんですね。そして酸性反応を示し、そのpHは、なんと3以下です。



そのために、刺激が強く、殺菌効果が高い温泉でもあります。また、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もあります。



そう、この温泉の効能は、酸による殺菌効果に関連した効能が特徴であるといえるでしょう。具体的には、水虫や湿疹など、慢性皮膚病に効きます。



しかし、もしあなたの肌が弱い、という場合は悪影響を与える恐れもあるため注意が必要となるでしょう。その場合は入浴を控えるか、入浴後に真水で体をしっかり洗い流すなどの配慮が必要です。酸性泉の中には、なんとpHが2未満である、強酸性泉と呼ばれるものもあります。よく注意して入浴してくださいね。