またも温泉

温泉 おんせん ONSEN 今日も温泉に関する情報を



どうも、こんばんわ。お元気でしょうか?



今日も温泉に関する話題をひとつ、はじめてみたいですねえ。



さて、今から語るのは世界の温泉パート3という、お話を進めてゆきたいなと思います。



さて、温泉というのは数多くあるのですが、今回は前回の続きである、ヨーロッパにおける温泉、第二回目をみたいと思います。



まあ、おそらくほとんどの人は大丈夫だとは思いますが、中には忘れてしまった・・・なんて人のために、ちょっと昨日覚えたことを思い出してみましょう。ヨーロッパ圏における温泉の楽しみ方としては、なんといっても「温泉を飲む」ということでしょう。ヨーロッパにおいては、温泉は飲むものであり、飲泉というものが温泉文化として広がっています。



実はヨーロッパでも昔は入浴が主であった時代があるそうです。それは、15世紀ころまでだそうです。しかし、火山帯が少ないため湯量が少なく、また泉温が低かったため、入浴は発展しなかったとか。そのほかにも原因があります。当時はペストなどの伝染病蔓延や宗教的理由による社会背景などによって、人々は入浴が身体にはよくないものである、という考えをするようになってゆきました。そうして、徐々に入浴しなくなっていったのだそうですよ。



一方、ヨーロッパの飲用水の質が悪いというのは皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。もちろん当時もそうでした。したがって、温泉への入浴客の中には、温泉水を飲用していた人もいたようなのです。とある温泉地は、これに目を付けます。どうしたのかというと、当地の御泉水を瓶詰めにして販売。なんと、その水が大変な評判を呼び、とぶように売れます。以後は飲泉が文化として根付いたのだといいます。



ヨーロッパの温泉事情、前回はここまでやったのですが思い出していただけましたか?



さて、温泉水を直に飲用したことによる医療効果が比較的一般に認知・ひろがっていったヨーロッパでは、御泉水を飲む、すなわち飲泉と医学が早くから結びつき、研究の対象となっていったようです。一方、日本では西洋医学の崇拝が妨げとなって、温泉療法が民間療法だ、といった扱いがなされ、研究が遅れた、という部分とはまったく正反対ですね。



わかりやすい話をあげてみましょう。ヨーロッパではバースやカルルスバードなどは、温泉地として非常に有名なところではありますが、ここは保養地としても発展しているほか、温泉病院や老後施設なども完備しているそうです。



まあ、こういうあたりは、温泉による保養という点でも日本と同じである、とみることもできます。やはり、これらの地域にはホテルやレストランも建てられているのだそうですが、入浴用の温泉は存在していないのだとか。その代わりに飲泉場や飲泉バーが設けられているそうです。彼らにとって温泉は飲むものなんですねぇ・・。